ほしかの”いまさら”ブログ

統合失調症歴20年超ということが”いまさら”わかった人生崖っぷちの人

【若干ネタバレあり?】映画『芳華』中国4,000万人が涙した美しき青春ドラマ

こんばんは。ほしかです!

今日は、中国映画の『芳華-youth-』についてです。

 

普段はもっぱら洋画メインで、邦画を含めアジア映画はほとんど観ない私ですが、予告編で興味をそそられ鑑賞してまいりました^^

 

中国映画というと『レッドクリフ』や『ラストエンペラー』など、歴史映画のイメージが強い反面、それ以外のジャンルのイメージがほとんどないという方も多いのではないでしょうか。私はそうです。←

(そもそも『ラストエンペラー』の監督はイタリア人のベルナルド・ベルトルッチですが・・)

未だに根強い人気を誇る韓国の恋愛ドラマやジャッキー・チェーンなどのスターを生んだ香港のコメディ色強めなカンフー映画などと比較しても、日本国内における中国映画の影の薄さは正直否めないと思います。

 

そんな中、公開された『芳華-youth-』。

正直観ようか迷っているという方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方に向けて、本記事では『芳華-youth-』の魅力やみどころをご紹介します^^

 

 上映館

『芳華-youth-』は以下の5箇所で上映しています!

関東圏に集中していますね。評判が良ければ、他地域でも公開、なんてことになるのでしょうか。

・ヒューマントラストシネマ有楽町(東京)

新宿武蔵野館(東京)

・EBISU GARDEN CINEMA(東京)

キネマ旬報シアター(千葉)

シネマ・ジャック&ベティ(横浜)

作品概要

原題:芳華

公開年:2017年

日本での公開:2019/4/12

製作国:中国

主な受賞歴:第12回アジア・フィルム・アワード最優秀賞作品賞受賞、その他

監督

フォン・シャオガン

中国、北京出身

『芳華』の劇中で登場人物たちが青春を過ご場として描かれる文芸工作団に、監督自身も中学卒業時から所属していた。

これまでの主なキャリア

2007年、『戦場のレクイエム』2007年度中国国産映画興行収入第2位

2010年、『唐山大地震第83回アカデミー賞外国語映画部門中国代表作品に選出、第5回アジア映画大賞で作品賞を含む4部門にノミネート

主要キャスト

ホアン・シュアン(リウ・フォン役)

(主な出演作)

『ブラインド・マッサージ』『ミッション:アンダーカバー』『空海 美しき王妃の謎』など

 

ミャオ・ミャオ(ホー・シャオピン役)

(主な経歴)

京舞踏学院卒業。2007年に女優デビュー。

 

チョン・チューシー(シャオ・スイツ役)

(主な経歴)

上海戯劇学院卒業。2013年に女優デビュー。

あらすじ

76年、夢と希望に溢れる17歳のシャオピンは、歌や踊りで兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に入団する。農村出身で周囲となじめない彼女にとって唯一の支えは、模範兵のリウ・フォンだった。しかし、時代が大きく変化する中で起きたある事件をきっかけに、2人の運命は非情な岐路を迎える。

芳華 Youth : 作品情報 - 映画.com

この映画はこんな人におすすめ

・哀愁のある青春ドラマが好き!

・最近、昔の思い出を懐かしむことが多くなった!

・70年代ごろの中国近代史に関心がある!

感想

※この項目は物語の核心には触れていないものの、若干のネタバレを含みます。

予備知識なしで鑑賞したい方はご注意ください。

 

この映画を観終わっての最初の感想は、

若いって美しいな・・

でしたw(自分もまだ一応20代ですがw)

 

はっきり言って観る前の期待は十分に超える完成度で、青春ドラマが好きな人には絶対オススメしたい一作だなと思います。

 

10代後半という大人になるかならないかの微妙な狭間の時期・・

そんな誰もが一度は通過する人生の中で最も特殊な時期を、文化大革命・戦争勃発という激動の時代に迎えた男女。

そんな彼らのはち切れんばかりの若さとエネルギーの眩しさが存分に表現された画面づくりには思わずため息が出ました。

 

例えば、ダンスで引き締まった体を水着で包んで、太陽の光をキラキラと反射させるプールで女の子たちがはしゃぐシーン。それは、この映画独特の光の加減のせいか、官能的でありながらもいやらしすぎないどこか爽やかな雰囲気を持って画面に映し出されます。

また、突然の雨にきゃあきゃあ言いながら水着のまま体育館に走りこむ女の子達の様子や、休憩時間にホースの水を掛け合ってじゃれ合う男女、入浴後にさっぱりした女の子たちが真っ白な飾り気のない下着姿でくつろぐ姿・・

そんな何気ない日常の中でふいに発せられる若さと美しさが、スローモーションを交えながら度々印象強く映し出され、女の私もドキリとさせられました。

 

しかし、画面に映し出されるのは、若さがもつ美しさだけではありません。

 

若さゆえの未熟さは、時に残酷ないじめを引き起こしたり、誠実で正直な人を傷つけ追放にまでおいやったりする陰湿さももちあわせているという事実をカメラは捉えます。

また一方では、戦争という理不尽な暴力によって、あっけなく奪い去られていく若い命の脆さも淡々と描かれています。

 

本作の後半では、激動の時代の中国を生き抜きすっかり大人になった登場人物たちが再度登場しますが、もはや、彼、彼女らに若かりし頃のエネルギーは感じられません。むしろどこかくたびれ、落ちぶれた様子さえあります。

そんな登場人物たちがふと昔を振り返った時、そこにあるのは無条件に特別だった若い頃の自分たちの姿。

 

当時はなんでもなかった一日や一瞬が、振り返ってみるとかけがえのない瞬間であったということに、若さを失って初めて気づかされる。

本作は、そんな大人の哀愁をたたえた映画になっています。

 

逆に言えば、今まさに青春真っ盛りの学生にはあまり観る価値がないと言えるでしょう。

本作が描く「無条件に特別な日々」をリアルタイムに過ごしている人がみても、正直意味がないと思います。

 

むしろ、若くて当たり前の時期をとうにすぎて、がむしゃらに毎日を過ごしている大人が、ふと立ち止まって後ろを振り返りたい時にオススメの映画だと私は思いました。

 

また、中国映画のおはことも言える歴史描写も文句のない出来だったと思います。

個人的に、文化大革命時の中国の様子を何らかの映像で観たのは、初めてだったので、そういった側面からも本作は大変興味深い作品でした。

まとめ

本作は、テーマとしては割とよくある「若さゆえの残酷さや未熟がゆえの過ちとか全部ひっくるめて青春って美しくて尊いよね」な哀愁青春映画です。

そういう点では、誰もが親しみやすい映画であると言えるでしょう。

ですが、その一方で、文化大革命・戦争〜戦後の特殊な状況下を描くという点では新鮮さも兼ね備えていますし、さらには邦画にはないドライさも魅力の1つになっていると思います。

 

心に少し一息入れたい大人や、歴史に関心のある人にとっても見所がたくさんある切ない青春ドラマになっていますので、ぜひ映画館でご覧ください!^^

 

ほしか

 

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私がもつ統合失調症の症状 その⑤〜不眠〜

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はじめに

こんばんは。ほしかです!

 

前回の投稿から少し日が空いてしまいました・・

このブログは、無理せず「2〜3日に1回更新」を目標にしているのですが、4日ぶりの投稿です。

実は、ここ数日少し調子が悪くゆっくり過ごしていました^^;

 

今朝から、ようやく気持ちが上向きになってきて、あらためて「何かをするときって心と体の軽さが大事だなぁ」なんて思いました。

 

さて、今回は私がもつ統合失調症の症状シリーズ(勝手にシリーズにしてた笑)最終回で、「不眠」についてです。

 

ご存知の通り、不眠は統合失調症でなくてもよくある症状なので、「あえてあげる必要ある?」と思われるかもしれません。

 

ですが、自分が病気であると知らずに一般企業で働いていた私が、4年目にしてついに会社に行けなくなった最も直接的な原因が「不眠」でした・・

しかも、恐ろしいことに、当時は「寝れていない」という自覚がなかったのです。

 

また、自分が統合失調症であるとわかってからも未だに悩まされている症状でもあるため、とりあげてみました^^

 不眠の種類

一口に不眠と言っても種類があり、一般的には以下の4通りになるようです。

入眠障害

途中覚醒

早朝覚醒

・熟眠障害 

 私は調子が悪くなり始めると、このうちの入眠障害(寝つきが悪くなる)、または熟眠障害(寝た気がしない・眠りが浅い)、もしくはその両方の傾向が出てきます。

 

ちなみに、途中覚醒早朝覚醒もたまにありますが頻度としては少ないので、障害というほどではないのだろうな、と思っています。

 

入眠障害は、大抵の場合「思考化声」(幻聴)がひどい時によくなります。

頭の中が騒がしくって、寝たいのに寝れないなんてことになるのです。

 

休職する前の本当に疲れ切っていた時期は一時なくなりましたが、そこそこ調子が良い時や少し回復してきた時に悩まされます。

(ありがたいことに睡眠前の薬の量を増やしたことで、ここ1、2ヶ月ほどは落ち着いています^^)

 

問題は、熟眠障害の方です。

入眠障害が落ち着いてきた今でも未だに悩まされていますし、振り返れば、かなり前からこの傾向はありました。

 

熟眠障害の恐いところ

熟眠障害の恐いところは、寝れていないという自覚を持ちにくいところです。

そもそも、私は最近まで熟眠障害という類型があることを知りませんでした。

不眠症といえば、入眠障害中途覚醒などのイメージで、時間的には十分に寝ていても疲れがとれない不眠があるという発想がありませんでした。

だから、寝付けない訳でも途中で目がさめる訳でもない自分がまさか不眠に陥っているとは思いもしなかったのです。

(休職前は、疲れすぎていたせいか入眠障害の方は落ち着いていました)

 

現在は休職中ですが、休職前は7時間以上寝ても疲れが全く取れず、毎朝絶望しながら会社に行っていました。当然、週の後半になってくると疲労も蓄積される分、余計に辛かったです。

また、会社で仕事をしている夢ばかりみたので、精神的にも休んだ気がしませんでした。

十分に疲れが取れるような深い眠りが全くできていなかったのでしょう。

 

 それでも自分は他の人と同じように「寝れている」と信じていました。

会社の同僚も自分と同じくらい疲れが溜まっていて、それでも仕事をしているのだと思っていましたし、自分だけが弱音を吐いているなんて思いたくありませんでした。だから無理しました。

休職前の数ヶ月は毎日頭痛薬を飲み、それでも途中で効果が切れてしまうので飲めないコーヒーを飲んでしのいでいました。それでも痛みがひどい時は痛みを誤魔化すために、自分で自分の頭をガンガン叩きながら働きました。

 

頭痛は当初「ズキズキ」するような痛みだったり、「ギューッ」と締め付けるような痛みだったりしたのですが、最終的には脳みそを高温で炙られているような、なんともいえないしびれるような痛みに変化したのを覚えています。

頭痛がそのレベルになった頃には、もう心身ともに限界でした。

 

休職しているいま

休職したことにより、出社時間などに縛られず寝たいだけ寝れるようになった今は頭痛はだいぶなくなりました。(と、いいつつ今日は気圧のせいか久々に頭痛が辛いです。でも、睡眠不足のせいではない!)

今では、毎日10〜12時間近く寝ています。^^

 

ですが、睡眠時間が長いのは、「睡眠の深さ」という意味での質が改善されていないのかなとも思っています。

実際、休職してからは毎日のように会社の同僚に責められる夢をみるもので・・^^;

会社の夢でなかったとしても、やけにリアルな不快な夢をみることも多く、寝てるのにかえって精神的に疲れるなんてことも多いのが現状です。

(先日は、警察に逮捕される夢や、謎の生命体に人類が次々に肉体を乗っ取られていくというホラー映画のような夢をみて、寝覚め最悪でした。苦笑)

 

もちろんごく稀に、夢をみた記憶もなくすっきりと起きれることも出てきましたが、頻度としてはまだまだ少ないです。

また、遊びの用事であっても、誰かと会ったり少しでも負担を感じるようなことをすると、すぐに熟眠障害というかたちで睡眠に影響が出てしまうのです。

(主治医の先生には、対人ストレスを強く感じる方なのかもしれないと言われています)

 

生きている限り、一生、誰にも会わずに過ごすことなんてできませんし、ましてや会社員ともなれば、最低でも週に5日は必ず同僚と顔を合わせることになります。

そう考えると、これから先、社会復帰を目指すうえでは「不眠」は自分にとって一番のネックになってくるだろうなと感じているところです・・汗

 

これからについて

どうやら自分はストレスが睡眠の質に影響しやすいということがわかったため、なんとか対策をしたいと思っているところです。

 

寝る直前のスマホが睡眠に悪影響を及ぼす、というのはよく言われているところですので、まずはそういったことから始めたいな・・

(と言いつつ、ついついスマホをみてしまい未だ実践できず^^;)

 

かなり前に新聞か何かで読んだのですが、ネズミ(だったかもしくは他の動物)の実験で、食事は与えず睡眠は十分にとらせたグループと食事は与えて睡眠を全く与えなかったグループとにわけたところ、後者の方が早くに亡くなったとのこと。

生物にとって、食事よりも睡眠の方がより重要だということを、この研究では主張されていました。

 

いい睡眠を確保して、心身ともに健康を目指したいものです・・!

 

 

 

さて、他にも細かな症状はいくつかありますが、今回で私のもつ統合失調症の症状についての記事は一区切りです。

 

ツイッターやコメントなどでブログを読んでくださった方から、「こんな症状の出方もあるんですね」だったり「この症状私もあります」だったり、色々な反応をいただけたのが予想外に嬉しかったです^^

 

私は実母も統合失調症なのですが、母とは病気の話を避けていることもあり、ブログやツイッターを始めたことで同じ病気で悩んでいる方とお話しできる機会をもてるようになったのは、本当にありがたいことでした。

何より、文章にして改めて「自分ってこんなことで悩んでいるんだ」と理解が深めることができました!

逆に、こんなに自分のことわかっていなかったんだな、とびっくりしたり。苦笑

 

次回以降は、この病気について思うところであったり、久々に映画の感想を書いたりしたいな、なんて思っています。

 

引き続き、当ブログにお付き合いいただけたらとっても嬉しいです^^

どうぞ、よろしくお願いします!

 

ではでは

 

ほしか

 

私がもつ統合失調症の症状 その④〜フラッシュバック〜

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はじめに

こんばんは!ほしかです。

今日は、フラッシュバックについて書きたいと思います。

 

前回までの記事は、3,000字以上の長文をつらつらと書いてしまっていました。

今まで、あまりこうして自分の気持ちを文章化する機会がなくて・・

書き始めると今まで溜まっていたものを吐き出すかのようにガリガリ書いてしまったんですね^^;

 

でも、自分が読者だったとしたら、3000字以上もある他人の経験談をひたすら読むのって結構しんどいよなと思いまして(今さら←)

なので、今回は前置きも短めに、簡潔を目指して書いていきます!^^

 

どんな症状か

「フラッシュバック」と聞いただけで、だいたいどんな症状か想像がつく方も多いかと思います。

医学上の定義はさておき、ほしか的にはなんの脈略もなく突然過去の出来事が思い出される症状を指してこの言葉を使っています。

頭の中に過去の出来事が映像としてパッと映し出されるうえ、その時に感じた気分まで再現されるのです。

 

映像といってもそこまではっきりしたものではありませんが、寝てる間にみる夢と同じくらいの鮮明さではあります。

なので、自分としては幻覚の一種と捉えています・・厳密なところはよくわかりませんが。汗

 

さて、このフラッシュバックですが、失敗した恥ずかしい思い出や忘れたいと思っている嫌な出来事に限定して起こります。

(フラッシュバックというとだいたいマイナスの出来事が思い出されるイメージはありますが)

突然、昔の嫌な出来事の場面がパッと頭の中に映しだされて、その時に感じた嫌な気分まで再現されるので、何度も嫌な体験が繰り返されるのが地味に辛い症状です。

 

どうせ何度も同じ気分を味わうなら、良い思い出がフラッシュバックされればいいのにと思いますが、なかなかそううまくいかないところが悲しいですね。苦笑

どんな時に起こるか

私の場合、本当になんの前触れもなく突然パッとフラッシュバックが起こることが多いです。

例えば、気分良く歯を磨いていたり、最寄り駅から自宅までぼんやり歩いている時だったり・・

 

あまりにも突然に起こるので、変な声が出てしまうことが多いです。(というか毎回・・)笑

 

ただ、傾向としては

前回の記事で書いた気分の落ち込み(陰性症状や、

前々回の記事で書いた思考化声(幻聴)

がいつもよりひどい時などに、特に多い気がしています。

(本当に気持ちが平穏な時にも起こるので、一概には言えませんが・・)

 

ちなみに、前回、前々回の記事はこちら

前回:私がもつ統合失調症の症状 その③〜気分の落ち込み(+特に意味のないイライラ)〜 自分なりの対処法など - ほしかの”いまさら”ブログ

前々回:私がもつ統合失調症の症状 その②〜思考化声(+妄想)〜 - ほしかの”いまさら”ブログ

 

 

例えば、気分が落ち込んで、

「ああ〜もう自分なんかダメだ〜〜」

と感じている時や、

思考化声(幻聴)によるもう1人の自分の声が

「もう、お前なんかいない方がマシだ」

と囁いてきて、モヤモヤしている時など・・

 

追い討ちをかけるようにこのフラッシュバックが起こると、心の中はまさに修羅場です。

 

自己評価の低下に追い討ちがかかる

気分の落ち込みや思考化声によって、ただでさえ自己評価が下がっている時に、実際に自分がしてしまった失敗やその時に感じた嫌な気持ちまでもが再現されると、ますます「自分はダメなやつだ」という思いが強くなってしまいます。

 

そのため、心の中で「自分なんて大っ嫌いだ!!!」という声が大きくなってしまい、その気持ちが実際に口に出してしまうこともしばしば・・

 

具体的に書くと生々しいですが、ハッと気づいた時には自分が

「死ね死ね死ね」とか「ヤダヤダヤダ」とブツブツつぶやいていたなんてことがあります。

でも、これって誰かに対しててはなくて、自分自身に対して言ってるんですよね・・

 

対策って何かないのかな・・

フラッシュバックの症状については、正直これ単体ではそれほど悩んでいません。

 

でも、その他の症状と組み合わさり、自分自身の存在価値がものすごく低下することで起こる問題がたくさんあります。

例えば、先ほど書いたようにブツブツ独り言を言ってしまうというのも1つです。

 

しかし、何より問題なのは、過去の失敗が思い出されて自信がなくなることで、他人と関わることが怖くなったり、新しいことに挑戦しようという気持ちがなくなったりしてしまうことです。

 

忘れたい嫌な記憶が何度も蒸し返されたり、過去の嫌な体験を何度も経験させられたりするのも地味にストレスになりますし・・

 

フラッシュバックの発生をなくすことは難しいでしょうが、せめて、フラッシュバックによって再現された嫌な気持ちを早急に切り替える方法を何か見つけられたらいいなと思っています。

つまり「引きづらない」ようにするスキルですね!

 

それが簡単にできたら、この20年そんなに悩まずに済んだわって感じですが・・

 

過去の自分がどうであったかより、これからの自分がどうなるかの方が重要ですからね!

そんなポジティブシンキングを気分が落ちている時にも持続させる方法を考えたいと思います^^

 

 

と、ここまででなんとか2,000字ちょっとでまとめることができました!(ふぅ・・^^)

 

正直、このブログは自分の考えをアウトプットすることで自分自身を再認識するという、ある種のメタ認知のためにやっているという側面が大きいです。

ですが、やはり、多くの人に見ていただけた方がモチベーションの維持にも繋がりますし、何より「誰かの役にたちたい」という思いが強くあります。

 

まだまだ、初心者ブロガーですが、より読みやすい文章を心がけるとともに、読んでくださる皆さんにとって有益な情報を発信できるようになれたらいいなと思っています。

はっきりいって、現状は全くそんな情報をかけているとは思えませんが・・

有益な情報ってどんなだろうって考えれば考えるほど難しいです^^;

 

もし、「こんなこと聞きたい!」とか「これについて書いてほしい!」なんてリクエストをいただけるようでしたらコメント欄よりお寄せいただけるととっても嬉しいです!

 

さて、次回は統合失調症の私がもっている症状シリーズの最終回として、「不眠」について書きたいと思います。

 

今日もここまで、お読みいただきありがとうございました!^^

ではでは

 

ほしか

 

私がもつ統合失調症の症状 その③〜気分の落ち込み(+特に意味のないイライラ)〜 自分なりの対処法など

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はじめに

 こんばんは!ほしかです。^^

 

昨日、4月10日は冷たい雨の降る、花冷えの寒い1日となりましたね。

一部の地域では雪が降ったとか・・(私の地域では雨だけでした)

仙台では、4月としては21年ぶり(!)の大雪だったそうで、自然って本当に不思議だなぁなんて思ったりしました。

 

最近、自分と同じ境遇の方と繋がれるように、とツイッターのアカウントを作ったのですが、昨日のタイムラインでは低気圧のせいか不調の人が多くいらっしゃって少し心配に・・

私は気候による心身への影響があまりないタイプですが、もろに受けてしまう方は本当にお辛いだろうなと思います・・工夫して避けられるものじゃないですもんね。汗

早く暖かくなって、みんなが元気でいられる気候になりますように・・!

 

さて、本日の記事では、私がもつ統合失調症の症状のうち「気分の落ち込み(+特に意味のないイライラ)」について書いていきます!

 

最初は「うつ病」を疑っていた

気分の落ち込みは 、私がもっているいくつかの症状の中でもかなり早い段階で自覚していました。

気分の落ち込みによる辛さから何度かカウンセリングにも行っていましたので、当初は「自分はうつ病なのではないか」と疑ったことも。

 

しかし、健康な人でも落ち込んだり不安になったりすることも当然あります。なので、自分の感じている落ち込みは果たして病的なものといえるのか、長い間悩みました。

実際、誰かに相談してみても「誰だってそういう時くらいあるよ」といった反応でしたし・・

そう言われることによって、暗に「あなたが感じている不安はたいしたことない」「みんな自分の不安をコントロールする努力をしているのに、あなたは怠けている」と言われているように感じてさらに落ち込む、ということの繰り返し。

結局、他人に相談すると、かえって傷つくと悟り、あまり他人に言わないようになりました・・

でも、これが思考化声による「もう1人の自分」や「私の頭の中にいる実在の誰か」との架空の会話を助長することにもなったなぁと思っています。

 

さて、この症状については、周りの人やカウンセラーの人でさえも「その程度のことで」という反応でしたが、私にとっては本当に辛いものでした。

 

 

もちろん、なんとかやり過ごせる程度の場合もあります。

でも、時によっては、胸をかきむしって叫びたくなるほどの不安や孤独を感じたり、じっとしていられないほどの焦燥感を感じたりしました。

さらに辛いのは、なぜ自分がそれほど落ち込んでいるのか原因が分からないということです。

 

よくインターネットに、落ち込んだ時の対処法として「落ち込んでいる理由を明確にし、それに対する具体的な解決方法を考える」なんてものを見かけますが、そもそも理由がないのにどうやって対処するんだよ、って感じです。

 

とても周りの人が感じる落ち込みと、自分が感じている落ち込みが同じ程度だとは思えませんでした。

もし、周りの人も自分と同じくらいの落ち込みなのだとしたら、効果のある対処法がどこかに書いてあるはずなのにどこにもなかったからです。

 

社会人になってさらに悪化

このような気分の落ち込みは、学生の時からありましたが社会人になってからはさらに頻繁に、そして強くなりました。

 

常になんとなく不安な感じ悪いことが起こりそうな予感がして、何かが起こる前から毎日身構えている状態でした。

 

特に辛かったのは日曜日の夜です。翌日以降に備えて早く寝なければと思っていても、寝て起きたらまた一週間が始まってしまうという恐怖で寝られませんでした。

他の曜日でも「明日もまた会社だ」と思って、布団の中で泣いたこともあります。

 

 

また、毎晩のように会社にいる夢をみましたし、なぜか会社の先輩と必死に走っている夢をみたこともありました。

不安だけでなく焦燥感も強くなっていたのでしょう。

 

そして、休職直前の頃には、ふとした時にひとりになると会社内だろうが電車内であろうが関係なく涙が出てくるようになりました。

この時期は少し混乱状態になっていたのか、夜、あまりにも辛くて、通っている病院に泣き叫びながら電話をかけたことも1度や2度ではありません。汗

 

念のため補足しておくと、私の会社は決してブラック企業ではありません。

むしろ、先輩や後輩、パートさんもみんな優しくて、私と一緒に仕事を組まされるなんてと申し訳ないなという気持ちでいたくらいです。

 

 さらにイライラも追加

また、社会人になってからは気分の落ち込みだけでなくイライラも加わるようになりました。

以前はそれほど怒ることがなかった(気がする)のに、ちょっとしたことでイライラが止まらなくなり「自分ってこんなに怒りっぽかったっけ」と自分でもびっくりしたくらいです。

 

「自分で気づいてなかっただけで、元から怒りっぽかったのかも」と結構悩みました。

 

また、ひどい時には実際には起きていない出来事に対してイライラが止まらないなんてこともありました。

なぜかわからないけどイライラしすぎて眠れないことも・・

 

休職してお薬を増やし眠れるようになってからは、イライラの症状はほぼなくなりましたが、当時は自分の人格を疑ったりして辛かったです。

 

自分なりの対処法

この記事の冒頭で、私は気象による心身への影響があまりない方だと書きました。

逆にいうと、いつどんな時に気分の落ち込みがくるのか予測できないということでもあります。

ただし、わかっているのは、耐えられないほどの落ち込みがくるのは大抵夜だということ。

 

長いことこの症状に悩みながらも付き合ってきて、私なりに考えに考えて編み出した対処法。それは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何も考えず薬を飲んで、さっさと寝てしまうこと 

です。

 

我ながらとってもシンプル。。笑

 

休職前は、先ほども書いた通り「寝ると明日がきてまた会社に行かなければならない」という不安でなかなか寝れなかったのですが、結局はきちんと睡眠を取ることが第一だなと、これまでの経験上実感しました^^;

 

なんだかんだで疲労が溜まっている時に、気分の落ち込みに襲われるのかなと思います。疲れている、となかなか自覚できないというのも厄介なポイントではあるのですが・・

最近は、逆に気分が落ち込んできたら疲れてるのかな、と思ってさっさと寝るようにしています。

 

しかし、もちろん夜だけでなく昼間にも、どうしようもなくざわざわしてくることも・・

そんな時には、自分自身の状態を俯瞰してできるだけ客観視するようにに心がけています。

格好つけていうと、「メタ認知」というやつですかね。^^

 

ちなみに、Wikipediaで「メタ認知」と検索すると以下のように出てきます。

メタ認知(英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたやを指すことが一般的である。

メタ認知 - Wikipedia

 

心がザワザワして落ち込みが激しくなってくると、どうしても自分の中で「自分自身の存在」が大きくなってしまいます。

でも、そんな状態に陥っている自分を高いところから俯瞰するように認識することで、少し気持ちに余裕ができたりするのです。

 

とはいえ、すごく落ち込んでいる時に、俯瞰できるくらい気持ちを高いところに持っていくのは、とっても難しいことです。。

例えると、ものすごく深い海の底に沈んでいる箱をクレーンで引き上げるなら、引力+水圧の抵抗に抗えるだけの労力が必要になる、という感じ。

俯瞰して落ち着いたはいいものの、気持ち的にはかえって労力がかかるなんてこともあります。

 

本当にきつい時には、そもそもメタ認知なんてする余裕なんてないこともザラ・・

 

なので、結局はやはり寝てしまうのが今のところ1番かな・・

 

今後の目標(?)

気分の落ち込みとの付き合いも長いので、それなりに対処できるよう工夫しているつもりです。

でも、やっぱり毎日いい気分で過ごしたいですし、今よりもっと前向きな気持ちになりたい・・!

なので、できるなら気分の落ち込みが完全になくなってほしいな、と思っています。

 

そのためにできることってなんだろう、と最近ずっと考えていますが・・

何かいい方法や「こんなこと書いてある本があるよ」なんてオススメの本があったらぜひ、教えていただけると嬉しいです^^

 

 

 

さて、今回も長々と書いてしまいました。汗

ここまで読んでくださったみなさんに、「こういうことあるよね〜」なんて共感していただけてたら幸いです。^^

 

次回は、私のもつ症状のうち、「フラッシュバック」についてか書いたいと思います!

ではでは。

 

ほしか

 

 

私がもつ統合失調症の症状 その②〜思考化声(+妄想)〜

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はじめに

こんばんは!ほしかです。

 

先週末は、ずっといいお天気で最高のお花見日和でしたね〜^^

少し前までは、晴れてても風が冷たくて寒い日が多かったのに、急に暑くなってびっくりました。

と、思いきや今日は一転してとっても寒かったり。。

毎年、スプリングコートの出番のタイミングがわかりません。笑

 

さて、今回は、前回の記事でご紹介した私の統合失調症の症状のうち「思考化声」について書いていきます。

 

この症状は、私が物心ついた頃にはすでにあり、私にとっては当たり前の現象だったため、当初は主治医に変わった症状として伝えることができませんでした。

そのため、精神科に通い始めてからも半年間は診断名がつかず、しばらくは「統合失調症の可能性がある」止まりでした。

しかし、この症状の発覚によってようやく「統合失調症」と確定することになったのです。

思考化声とは

主治医の先生から初めて「思考化声」という言葉を聞いた時は、「なんだその小難しい言葉は」と思いました。

簡単にいうと自分の考えていることが声として聞こえることです。

 

統合失調症の代表的な症状として「幻聴」が挙げられますが、これの一種と思われます。

ただ違うのは、聞こえてくる声が他人のものではなく自分のものであると自覚しているというところでしょうか。

もし、自分の声と他人の声との区別がつかなくなったら、より典型的な(症状の進んだ)統合失調症、ということになるのかなと。(この辺りは私の推測です。汗)

 

聞こえ方にも種類がある

さて、一口に自分の考えていることが声として聞こえるといっても、私の場合、聞こえ方にも種類があります。

 

・単に自分の考えていることが声として聞こえる

・自分の頭の中にいる他人との会話が声として聞こえる

 

1つ目の、単に自分の考えていることが聞こえるというのはそのままで、

例えば

今日何しようかな

とか

そういえば、あれ買っておかなきゃな

というような心の声が、声(音)として実際に聞こえるということです。

 

本を朗読した時のような感じ、というと伝わるでしょうか。

 

これがあるせいで、1人でいても常に自分の周りが騒がしく感じます・・汗

 

さらに、2つ目の自分の頭の中にいる他人との会話が声として聞こえる、というのが私にとっては少し厄介です。

仕事中だろうがなんだろうが、ふとしたときにこの「頭の中の他人」が話しかけてきて、1度始まると延々と頭の中で会話が繰り広げられてしまいます。

なので、目の前のリアルな世界の出来事に集中できなくなってしまうのです。

 

しかも、「頭の中の他人」にもいろんなパターンがあります。

特に誰でもない「もう1人の自分」であるパターンと、自分の身近な友人や会社の同僚など「実在の人物」であるパターンです。

 

もちろん、頭の中で話しかけてくる相手が実在の人物だったとしても、「この人だったら、もし私がこう言ったらこう返すだろう」という私の憶測で会話が進むので、結局はその他人も私自身であることに変わりはありません。

 

思考化声が会話で聞こえると厄介なこと

つい先ほど、自分の頭の中にいる他人との会話が声として聞こえるのが私にとっては厄介、と書きました。

これにもいくつか理由があります。

 

まずは、前に書いた通り、頭の中の他人に邪魔されて目の前の仕事に集中できないこと。

 

もう1つは、頭の中の会話に夢中になりすぎて、気がついたら

実際に会話を声に出してしまっていた

声に出してしまっていただけでなく、身振り手振りもつけてしまっていた

ということが、しょっちゅうあることです。

 

自宅ならいいのですが、普通に道を歩いている時や電車に乗っている時などにこれが出てしまうと、当然ですが周囲の人からかなり訝しがられます。苦笑

 

少し話がそれますが、「思考化声」の症状が発覚したのは、診察の際に「他人の視線を感じることはありますか」と聞かれたのがきっかけでした。

主治医の先生としては、おそらく「妄想的な他人の視線の有無」を聞いていたのだと思います。

ですが、私の場合、実際に視線を感じることが多かったものの、「監視されている」とかではありませんでした。

むしろ、「なんか視線を感じるな」と感じてハッとしたら、自分が1人でしゃべっていた(頭の中の会話が表に出てしまっていた)ことに気がつき、それで変に思われて見られたんだな、という感じでした。

(実際に声に出てしまっていても、すぐに自覚できないことも多いです。)

主治医の先生にそのように話したところ、そこで初めて私がそういう症状を持っていることが伝わり、これが「思考化声」という統合失調症の症状だということがわかったのです。

 

さて、話を戻して、会話パターンでもう1つ厄介なことは、実在の人と頭の中で会話をしすぎると、リアルでその人と会話した時にショックを受けることがあるということです。

 

これ、伝わるでしょうか^^;

 

先ほど、頭の中の会話の相手が実在の人物の場合でも、あくまで「この人だったら、もし私がこう言ったらこう返すだろう」という私の憶測で会話が成り立つ、と書きました。

つまり、頭の中の相手の返答は、どうしても「私にとって都合のいい返答」になってしまいがちです。

 

私の頭の中には、私が相手のキャラクターをわかっている人しか現れないので、ある程度その人のキャラクターにあった返しを想像することはできます。

(その証拠に(?)頭の中の会話だったとしても、相手が違うと同じ話題でも異なる話の展開になります。)

でも、結局は私の頭の中での会話に過ぎないので、相手の返答はそのとき私がかけてもらいたい言葉に偏っても不思議はないでしょう。

そうすると、当然、リアルのその人に会って同じ話題をふったときに、私の頭の中での会話とは違うリアクションをされることがあります。

 

そんな時、頭の中の会話に浸り過ぎてしまっていると私の中で「なんか違う」となってしまい、勝手に期待を裏切られたように感じたり幻滅したりして、落ち込むことになってしまうのです。

 

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 勝手に傷ついてしまう

相手にしてみれば迷惑な話ですよね^^;

自分の知らないところで勝手に期待されて勝手に幻滅されるのですから・・

 

でも、私は友達関係で悩んでいた期間が長かったこともあり、リアルな会話より頭の中での会話の方が圧倒的に多かったため、こういうことで落ち込むことが少なくありませんでした。

 

また、頭の中の相手であれば誤解されることがないので、言葉足らずでもトラブルになることはありませんが、リアルな他人となるとそうはいきません。

自分の説明不足を棚にあげて「なんでリアルの人は私のことわかってくれないんだろう」と悩んだ時期もありました。

 

そんなわけで学生時代は、ただでさえ浮いているのに、リアルな会話でいちいち傷ついてしまうので友人との関わりが余計に少なくなり、さらに頭の中の都合のいい会話が増えてしまう、という悪循環に陥ってしまっていました。

長いこと私が感じてきた生きづらさの原因の1つです。

 

と、ここまで書いていて思ったのですが、これは思考化声というより妄想の症状の方かも・・ ?

症状の切り分け、特定って難しいですね^^;

 

とにかく、今でも頭の中で実在の人と会話が盛り上がってしまうことは多い(というか毎日)ですが、以前よりはリアルと妄想を切り分けることができるようになりました。

 頭の中でもよく会話する友人にリアルで会う時は、ちょっと気合いを入れたりもします。頭の中と同じようにはいかないぞって。笑

統合失調症とわかってから

 統合失調症とわかり、治療すれば声は聞こえなくなると主治医の先生に言われても、はじめは信じられませんでした。

何度も書いている通り、私にとっては物心ついた頃からある当たり前の現象だったので、自分の声が聞こえなくなった状態が想像できずちょっと怖かったくらいです。

 

なので、薬の量を増やして、初めて声が聞こえない状態を体験した時は「普通の人はこんな静かな環境で過ごしているのか」とびっくりしました。

ほぼ全く聞こえなくなったのは束の間で、すぐにまた騒がしい状態に戻ってしまいましたが・・・。

今は、少しずつ薬の量を増やして調整しているところです。

 

この症状、ひどいときには脳が休息を求めていることがわかるのに頭の中の声がうるさくて眠れないこともあるので、悩んでいる方も多いのではないかと思います。

 

 お薬以外にどう対処していけばいいのか私も模索中ですが、すぐには完全に消えなくても、うまく付き合っていく方法が見つけられたらいいなと思っています^^

 

(もし、なにかいい方法をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えていただけたら嬉しいです!>_<)

 

 

さて、次回は、私のもつ症状のうち、「気分の落ち込み(+特に意味のないイライラ)」について、書きたいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

ではでは。

 

ほしか

私がもつ統合失調症の症状 その①〜概要〜

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はじめに

こんばんは!ほしかです。

 

先日、私が統合失調症であることを記事にしましたが、今回は私がもつ主な症状について書きます。

 

統合失調症の当事者、ご家族の方ならご存知かと思いますが、この病気は「症候群」です。(正確には、「症候群であるという説もある」かな?)

一般的に言われている「統合失調症の症状」を、全ての患者が全てもっているとは限らないのがこの病気です。

すなわち、一口に統合失調症といっても患者全員が全く同じ症状であるとは限りません。

 

そこで、このブログの「病気について」カテゴリーの記事を読んでくださる方にとっても、私がどんな症状をもつ患者なのかがはっきりしていた方がわかりやすいのでは、と思った次第です。

もし、同じ症状をもっている方がいらっしゃれば、より親近感を持っていただけるかもしれませんし^^

 

ただし、先日の記事でも書いたとおり、私は長年、統合失調症と発覚しないまま、それなりに日常生活を過ごしてきた(過ごせてしまった)タイプです。

主治医の先生にも「典型的ではない」とはっきり言われているので、読む方によっては「その程度で病気なの?」といった疑問をもたれるかもしれません。

 

その点は、一応それなりに大きな病院で脳のCTをとってもらうなどしたうえ、専門家に判断してもらっていますのでご容赦ください。汗

 

また、私の場合、発症が早かったため、自分にとって当たり前のことが実は統合失調症の症状だったということもあり、まだ自覚できていないものがある可能性があります。 

あくまでも現時点で認識している症状、ということでご理解いただけますと幸いです^^

 

 ちなみに前回の記事はこちら:20年以上、病気が放置されていたことが最近わかった話 統合失調症という病気の自分について - ほしかのブログ 

 

私がもつ症状

さて、私がもつ症状ですが、大別すると以下のようなものがあります。

・思考化声(+ひとり言・頭の中がざわざわしていて落ち着かない)

・フラッシュバック

・気分の落ち込み(+特に理由のないイライラ)

・不眠(熟眠障害)

大きなところではこんな感じ。

 

その他、細かなものでいうと

例えば

・目の前の仕事に集中できない

・何かをしている時に急に話しかけられても、とっさに対応できない

・物事に優先順位をつけてやるべきことを判断するのが苦手

・一度にたくさんのことができない

・忘れっぽい

・融通がきかない

といった、いわゆる認知機能障害であったり、

とにかく疲れやすい(友達にあっただけでその後2日ほど寝込んでしまう)

・寝すぎてしまう(何もなくても半日近く寝てしまう)

・食欲不振(基本1日1食。おにぎり1個なんて日も)

といったものがあります。

 

ちなみに、今通っている精神科に初めて行った時(2018年5月)、脳のCTもとりました。

そこで、脳の前方から側面にかけての部分(前頭葉・側頭葉のあたり)が、健康な人に比べて、若干ではあるものの萎縮しているということもわかっています。

 

精神科に通い始めてからも半年間は診断名がつかなかった私ですが

 この脳の萎縮と家族の既往歴(母も統合失調症)によって、

最初の来院から、少量ながらも「クエチアピン」という統合失調症の薬を処方してもらっていました。

(今は徐々に量が増えましたが、同じ薬を処方されています)

 

症状によって悩んできた日々

さて、何度か書いている通り、私は(時期によって波があるものの)こういった症状が物心ついた頃からありました。

そのために、統合失調症の診断でよくある「以前と比べて、できなくなった」という判断ができなかったのも、発覚が遅れた原因かなと自己分析しています。

最初からできなかったので。笑

 

小さい頃は、主に感情面のコントロールがうまくできないことや認知機能障害などにより、なんとなく周りとうまくコミュニケーションがとれないことに悩んでいました。

 

特に女の子同士だと、かなり小さい頃から「本音と建前」の使い分けが必要になります。

この辺りの機微に対応できなかった私は、学校では男の子と遊ぶか、本を読んでいるかのどちらかで過ごしていました。

(昔よりは随分上手くやれるようになったものの、今でも女の子はちょっと苦手)

 

とはいえ、男の子と遊んでいても変に思われないのは小学生の中学年くらいまでなので、小学生の高学年あたりからはなんとか女の子と仲良くしようとするものの、上手くいかず・・・

何人か気の合う子もいましたが、小学5年生の時と中学2年生の時に転校したこともあり、学校での人間関係に疲れ切ってしまいました。

今振り返ってみても、中学生〜高校生にかけては楽しかった記憶がほとんどありません。

 

大学生になってからは、アルバイトを始めたことで、それまであまり露呈しなかった、

「仕事がなかなか覚えられない、臨機応変に対応できない」

といったことにも問題を感じるようになりました。

 

それでも、なんとか就職活動をして内定をもらい、正社員として働き始めるのですが、そこでも「周りと同じように」することができずに悩むことがどんどん多くなっていきます。

 

こうして、年を重ねるうちになんとなく

「周りの人は難なくこなせるのに、自分には上手くできないこと」

がたくさんあることに気がつき、なぜ自分にはできないのだろうと、かなり長い間悩みました。

 

病気とわかってほっとした

なので、ようやく自分に「統合失調症」と診断名がついた時、正直ほっとしたものです。

 

主治医の先生も、「あなたは統合失調症だ」と、とても言いにくそうに言葉を選んで話していましたが、私の心はむしろ明るくなりました。

 

なぜなら、周りにできて自分にできないことは

「自分の能力が低いから、自分の努力が足りないから」

とずっと自分を責めてきたから。

 

友達ができないのは自分のせい、仕事ができないのは自分のせい、

気持ちがコントロールできないのも、夜眠れないのも、夢の中でも仕事に追われているのも、全部全部自分のせい、と思ってこれまで生きてきました。

 

「この世から消えてなくなりたい」と思ったことも1度や2度ではありません。

(というか1日に最低1回くらいは思います。笑)

 

統合失調症でよくある、幻覚のような激しい症状がなく、一応、普通の日常生活を送ってこれたぶん、病状としては「軽い」と思われると思います。

 

ですが、原因がわからない不安や自分で自分を責めることしかできなかったことは、私にとって本当に辛いものでした。

 

病気とわかったこれから

なので、統合失調症であるとわかった今、以前に比べて自分自身のことを素直に受け入れられるようになり、本当によかったなと思っています。

 

もちろん、自分の苦手なことを全て病気のせいにするのは適切ではありません。

 

でも、自分はこういう病気をもっていると認識することで、

「自分のことなのに自分の気持ちや考えていることがわからない」

ということに対して、必要以上に自分を責めることがなくなりました。

 

でも、病気だとわかったからといって、急に全てが良くなるわけではありません。

特に私は、放置の期間が長かったので、いわゆる正常な状態に戻すのには、かなり時間がかかることを覚悟しています。

 

統合失調症」という病気とうまく付き合うことのできる仕事や生活を手に入れることが今の目標です。^^

どんな仕事がいいのかは模索中ですが・・

 

さて、次回以降は、私のもつ症状のうち大きなもの

思考化声(+ひとり言・頭の中がざわざわしていて落ち着かない)

・気分の落ち込み(+特に理由のないイライラ)

・フラッシュバック

・不眠(熟眠障害)

について、それぞれ具体的にどんな症状なのかについて、ひとつずつご紹介していきたいなと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ではでは。

 

ほしか

 

【ネタバレあり】『運び屋』感想 「家族の大切さ」と「社会問題」の2つのテーマを両立させた監督の手腕

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こんばんは!ほしかです。

 

クリント・イーストウッド俳優復帰作として話題沸騰中の『運び屋』を観てまいりました!

正直、最初に予告編を観た時はそれほど惹かれなかったのですが・・

口コミの評判の高さにおされました^^

 

水曜日の昼間に鑑賞したのですが、座席は満員で少しビックリ。

男性のお客さんも多かったので、必ずしもレディースデイだからということもなさそうで・・

私が普段マイナーな映画を多く観ているせいか(笑)「満席」の映画をみるというのが新鮮でした。

 

でも、クリント・イーストウッドの俳優全盛期と平日のお昼間なんて関係なく映画館に行ける世代を総合して考えると、当然といえば当然なのかも。

 

とにかく、注目度の高さがうかがえました^^

 

 

 作品概要

原題:THE MULE

公開年:2018年

日本での公開:2019/3/8

製作国:アメリ

監督

クリント・イーストウッド

アメリカ、サンフランシスコ出身

これまでの主な監督してのキャリア

1971年、『恐怖のメロディ』にて監督デビュー。

2006年、『父親たちの星条旗』第49回ブルーリボン賞など受賞。

2014年、『アメリカン・スナイパー』第87回アカデミー賞(音響編集賞)など受賞。

 

本作では『人生の特等席』以来6年ぶり、自身の監督作品では『グラン・トリノ 』以来10年ぶりに俳優として出演。

 

主要キャスト

クリント・イーストウッド(アール・ストーン役)

俳優としての主な出演作

『ローハイド』『夕陽のガンマン』『アルカトラズからの脱出』など。

 

ブラッドリー・クーパー(コリン・ベイツ捜査官)

主な出演作

世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・スナイパー』『アメリカン・ハッスル』など。

 

アンディ・ガルシア(ラトン役)

主な出演作

アンタッチャブル』『ゴッドファーザーPARTⅢ』『ブラックレイン』など。

 

あらすじ

家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。

運び屋 : 作品情報 - 映画.com

感想(ネタバレあり)

観終わって最初の感想は

分かりやすく面白い・・!

でした。

 

長い間ないがしろにしてきた家族の存在に気づき、90歳にして改めて家族のかけがえのなさを見つめ直す。

 

本作で描かれている「家族」というテーマはあまりにも普遍的で、話の展開もはっきり言ってかなりベタです。

ですが、誰もが共感できる「家族の大切さ」を素直な構成で描いた本作は、多くの人の心に届くこと間違いなしの名作、と思いました!

 

個人的には、『サンセット』のようなカオス映画を観てしまったあとということもあって、本作の安心感のある展開に余計に好感が持てました(笑)

 

多くの手間暇をかけても1日しか咲かなデイ・リリーに捧げることができる情熱を、家族に対してはかけることができない(できなかった)アール。

なぜそれほどの情熱をデイ・リリーにかけるのか理解できなかったという奥さんに対して、アールは釈明するかのように、デイ・リリーの栽培の奥深さと栽培にどれほどの苦労が必要かを語ります。

しかし、それに対して奥さんが放った一言はいたってシンプル。

 

「家族だって、そうなのよ」

 

とってもシンプルだけど、アールにはとても刺さる一言だっただろうなと思います。

どんなに悔やんでも、麻薬の運搬でどんな大金を手に入れても、決して取り戻すことのできない家族との時間。

本作では、そんな家族の重みと1人の男の後悔がとても丁寧に描かれています。

 

反面、奥さんの死をきっかけに意外とあっさり家族に迎え入れられた点は、少し引っかかりました。

もちろん、奥さんの死は家族の中では大きな出来事だと思います。

ですが、それまでの展開で、いかにアールが身勝手だったかが細かく描写されていた分、思いの外すんなり丸くおさまっちゃったな、と感じてしまいました。汗

 

殺されるリスクを承知で麻薬運搬の仕事を放り出し、奥さんのもとへ向かったアールの心情の変化や覚悟は認めます。

でも、麻薬運搬の仕事に手を染めていること自体が自業自得ですし、奥さんの死の目前まで一緒に過ごす時間を持とうとしなかったアールの罪はこれだけで消えるとは到底思えません。

 

死の間際にアールがきてくれたことを奥さんがすごく喜んでたからまぁ良いけど、終わりよければ全て良し的に、一気に奥さんや娘とのわだかまりが解消された展開には正直、「都合良すぎじゃない?」と感じてしまいました。

 

せっかく娘とも仲直りできたのに、麻薬運搬をしていたせいで、すぐに投獄生活になってしまいますし・・

 

ただ、最後の裁判で自ら罪を認めたことが、麻薬の運搬だけでなく家族への贖罪のニュアンスも含まれているようだったので、アールとしてはまだちゃんと反省中なのかも。

(手錠をかけられながら「どんな大金をえても時間だけは買えなかった」といった趣旨のセリフをいっていたので・・)

 

そういう意味では、潔く自らの過ちを認め償おうとするアールの生き方は、やはりかっこいいと思わされます。

 

あと、この映画でもう1つポイントになっているなと感じたのは「人を見た目で判断してはいけない」というメッセージです。

 

例えばアールは、家族はないがしろにしてきましたが、家の外では気前も良いし小粋なジョークも言える、みんなに愛される紳士です。

アールの外面だけを見たら誰もが、こんなに素敵な紳士なのだから家族も大切にしているに違いないと思ったでしょう。

 

また、アールは劇中、度々(悪気なく)肌の色を揶揄するような差別的な発言をしてしまいます。

例えば、車がパンクして立ち往生していた黒人家族に向かって「ニグロ」と言ってしまったり、ポークサンドのお店でやけに視線を感じると戸惑うマフィアの監視役の2人に「ここにいるのはお前ら以外みんな白人だからな(うろ覚え)」と言ってしまったり・・

アール自身の振る舞いは彼らに対してとても親切なので、ネガティブな意図がないことがわかる分まだ良いものの、潜在的に見た目で判断して地雷を踏んでいます。

 

さらに麻薬捜査官は、捜査にあたって、「麻薬の運び屋なんだからメキシコ系のごつい見た目の人物に違いない」と決めつけた結果、アールと度々接触しているにも関わらず、関係ない黒人にばかり突撃してしまいます。

これも、「白人の老人が運び屋であるはずがない」という先入観と「メキシコ系は犯罪に関わっているに違いない」という決めつけによるものでしょう。

 

つまり、この映画からは、見た目による決めつけや(特にメキシコ系に対する)差別や偏見を批判する意図が読み取れます。

現在、トランプ政権下で南米との関係に揺れるアメリカにおいてこの映画が作られたことを考えると無関係とは思えません。

 

 監督であり主演でもあるクリント・イーストウッドは、この映画を通じて、家族の大切さを訴えると同時に、現在のアメリカ政府に対する明確な批判も行っているのです。

 

「家族の大切さ」という誰もが共感できるテーマと、「社会問題」という意見が割れやすいセンシティブなテーマを上手く1つの映画に落とし込んだ監督の手腕はやはりさすがだなと思いました!!

まとめ(本作のみどころ)

そんな訳で、私の思う本作のみどころは以下の3点です!

クリント・イーストウッドの俳優復帰作

・「家族の大切さ」について、都合よく映ってしまう部分もあったものの、普遍的なテーマを陳腐にならない描き方で改めて訴えている

・社会問題というセンシティブな内容を盛り込みつつ、バランスよく1つの映画にまとめ上げている

クリント・イーストウッドも今年で89歳。こんなこと考えたくないですが、いつまでも現役というわけにもいかないでしょう・・。映画界の巨匠の最新作が観られる機会もいつ最後になるかわかりません・・。

是非、劇場公開中の今、映画館でご鑑賞ください!!

 

ほしか

 

 

 

 

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